Book

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら/岩崎夏海

先日来、ネットのそこかしこ、あるいは雑誌などで紹介されている本です。ライトノベル風ビジネス書とでもいうのでしょうか?いや、逆か。 病気の親友の代わりに野球部のマネージャーになった女子高生が、平凡な都立高校野球部を甲子園に連れていこうと考え、…

ツイッターノミクス

「Twitterと営業」について考えることが多かったので、最近何冊か本を読みました。「ツイッターノミクス(タラ・ハント)」「Twitter社会論(津田大介)」「フリー(クリス・アンダーソン)」など。 どれも面白く読みましたが、最も引かれたのが「ツイッター…

iPhone情報整理術 つづき

ちょうど1ヶ月ほど前に「iPhone情報整理術」という本の話を書きました。iPhone情報整理術 ~あなたを情報’’強者’’に変える57の活用法!(デジタル仕事術シリーズ)作者: 堀正岳,佐々木正悟出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2009/10/21メディア: 単行本(ソフ…

iPhone情報整理術

iPhoneをクラウドコンピューティング端末として徹底的に使いこなそうぜ!という提起をしている本です。iPhone情報整理術 ~あなたを情報’’強者’’に変える57の活用法!(デジタル仕事術シリーズ)作者: 堀正岳,佐々木正悟出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2009…

キャッチャー・イン・ザ・ライ

昨日だったか、サリンジャーの訃報がネットのニュースで流れていて、そういえば「ライ麦畑でつかまえて」を読もう読もうと思っていてとうとう四十半ばを過ぎた今まで読んでいなかったことを思い出した。いつだったか、書店で買うところまでは行ったのだけれ…

武蔵小山で大瀧詠一の本を買う

今日は素晴らしい良い天気で、野良仕事の汚れ物の洗濯をして、昼過ぎに食事がてら散歩に行きました。手っ取り早い散歩コースである戸越銀座〜武蔵小山コースを、途中で本屋によったり喫茶店に入ったりしながらだらだら歩きました。戸越銀座では例のまぬけ時…

新人類噺家?柳家喬太郎に注目してみる

柳家喬太郎という落語家がいます。 週刊文春で読者川柳の選者をしている人ですが、顔はずっと知らなかった。あまりテレビで見ない人です。 それがたまたま、何週間か前の土曜日に母のマンションで「レッドカーペット」を見た後、地上波がつまらないので衛星…

「21世紀の歴史」を読み終わる

先月から今月にかけて休日出勤ばかりしていたので、今日も平日でしたが休みをもらっていました。 「親戚から荷物が届いたのでお返しになにか買いたい」という母を誘って品川駅構内の"ecute"に行ってきました。しかし、そこで並んでいるお洒落すぎる土産物は…

伝説のプロ野球選手に会いに行く

先日、音楽のことを調べようと思ってアマゾンのリンクを辿っていたら、こんな本が出てきました。伝説のプロ野球選手に会いに行く作者: 高橋安幸出版社/メーカー: 白夜書房発売日: 2008/09/20メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 20回この商品を含むブログ (…

感想る

甲府から帰ってきました。 往復は中央線特急でした。往路も復路もその日の仕事が終わってからの移動だったので、酒飲んで寝ていてもよかったのですが、缶ビールだけでは手持ち無沙汰(なにせ煙草も吸えないし)なので、売店で目についた本を買ってもっていき…

逆説の日本史15巻

月曜日に本屋をさまよっていたら、「逆説の日本史15巻」が出ていたので、買ってきて読みました。8代将軍吉宗から松平定信までのお話。逆説の日本史15 近世改革編: 官僚制度と吉宗の謎作者: 井沢元彦出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/07/29メディア: 単…

温暖化問題いろいろ

「お前が騙されてんだよ」さんからのサジェッションもあって、このところ地球温暖化にまつわる本を買い込んで読んでいました。 ところが、今、本屋さんの店頭を見ると温暖化を真面目に論じている本は驚くほど少なく、勢いがあるのは「地球温暖化はウソ」「CO…

容疑者xの献身

※大丈夫だと思いますが、微妙にネタバレあり※スーパーあずさは煙草も吸えないし、時間は長いしで、暇つぶしのともだちが必要でした。 もちろん、iPhoneなんていうのも最高の暇つぶしの道具なんですが、バッテリー容量が不安でネット繋ぎまくりというわけにも…

偽善エコロジー

知り合いから紹介されて、こういう扇情的な(?)タイトルの本を読みました。偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)作者: 武田邦彦出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2008/05/01メディア: 新書購入: 17人 クリック: 592回この商品を含むブ…

ポピュラー音楽と資本主義

私と同い年の大学の先生(東京芸術大学音楽学部)が、資本主義社会におけるポピュラー音楽とはどういうものか、というのをレコードと再生機器の誕生以来から現代までの代表的作品を例に挙げながら考察していく本です。ポピュラー音楽と資本主義作者: 毛利嘉孝…

本をもう1冊

こないだトヨタの本を買ってきたときに一緒に買ってきたのが、岡田斗司夫「東大オタク学講座」(講談社文庫)です。天下の東京大学で行った講義が800円程度の文庫本で読めちゃうのはお得かも、と思って買ってきました。文庫版は出たばかりみたい。東大オ…

プロ&コンってなにさ?

勧められてビジネス書みたいなものを買って読み始めたんですが、何の註釈もなく「プロ&コン」という言葉が出てきました。 まあ、文脈に沿って読んでいれば、「前向きな意見」と「反対意見」みたいなことかなあ、と読み進めて行けるのですが、元の言葉がわか…

久々音楽ネタ、というか…

昼過ぎに仕事の資料を探しに、日本橋の丸善に行ってきました。 ついでに音楽関係の棚に行って、なんか面白そうなのはないかなと思っていたら、こういうのがありました。い~じゃん! J-POP だから僕は日本にやって来た作者: マーティ・フリードマン,日経エンタ…

ずんちゃちゃカメラ節

角度によっては地平線が見えそうな新潟平野や濃尾平野と違って、関東平野は名前ほど平らかどうか、かなり怪しい土地柄です。 今日は、川崎市内の田園都市線沿線に仕事で行ってきましたが、そこがまあ坂が急で、マンション4階分の階段を上って、その後も坂道…

美味しんぼ101巻ほか

新幹線での移動があったので、品川駅で本を2冊買いました。ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/11/06メディア: 新書購入: 91人 クリック: 724回この商品を含むブログ (1191件) を…

これ面白いわ

週刊誌の書評に出ていたので、ちょっと高かったけれど買ってきて読んだのが、ピーター・D・ウォード著「恐竜はなぜ鳥に進化したのか」。いい加減この書名の付け方やめぇ、と思うが内容は面白いです。絶滅も進化も酸素濃度が決めた 恐竜はなぜ鳥に進化したの…

iPodの本

名古屋に日帰り出張して来ました。会議だったんですが、午後からだったので一度東京の事務所で一仕事してからおもむろに出発しました。 読む本が無いなあと思って、八重洲北口よりの本屋で適当に引っ掴んだのがこちら、快適デジタルライフ やっぱりオヤジもi…

太田裕美白書

昨日、アマゾンから「バブルへGO!!」と一緒に届いたのは、ずいぶん前からウィッシュリストに入れておいた「太田裕美白書」です。DVD注文の時にいきおいでボタンを押したら、そのまま両方手配されてしまったので、まあいいや、と思ってそのまま出荷してもらい…

食品の裏側

昨夜、出張から帰って来ましたが、帰りがけに飲んだビールが悪かったのか、軽い熱中症なのか分かりませんが、家に帰ったらものすごく体がだるくなって、食事もそこそこに9時前に寝ました。途中で何度か目が覚めましたが結局今朝9時半まで断続的に眠り続けて…

小学生の子供に教える営業という仕事

お盆休み明けの企画の準備で、三軒茶屋に行ってきました。 帰り際にTSUTAYAの書籍コーナーに寄ったら前から読まなきゃいけないと思っていた本が正面を向いて陳列されていたので、「ラッキー」と思って購入してきたのですが、その隣に気になるタイトルの本が…

「日本人よ!」を読んで

新潮社の本でタイトルが「日本人よ!」だと、なんか右寄りのセンセイが書いた憂国の書かと思ってしまいますが、書いているのは社会主義国出身のオシムさんです。日本人よ!作者: イビチャオシム,Ivica Osim,長束恭行出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/06メ…

僕は鯨が食べたいのか

ここ1年くらい、仕事絡みで仲良くなった人と連れだって食事をする機会が結構あって、新宿や浅草に行っては鰻、どじょう、さくら鍋(馬)など…。わざとちょっと変わった物を食べに行ってるきらいもあります。メンバーには韓国出身の人もいるので、そのうち犬も…

何故かクリエに入っていた本

クリエUX50は恙なく予定表その他として活躍しています。 705NKをベルトケースに装着しているので、クリエは裸のままネックストラップでつるしてワイシャツの胸ポケットに入れています。 電車の中でつり革につかまって本を読むという用途ではどちらも一長一短…

丸善復活

昨日書けば良かった話なんですが、忘れていました。 私が通っている営業所は東京都中央区にあって、私のように東京駅から歩いて通うこともできるし、日本橋にも歩いて10分もかかりません。食品流通の老舗であるK社やM社にも歩いていけるという食品製造業とし…

「負け犬」は新人類ですか?

今週は代休を取ったり、電車での長い移動があったりしたので本がたくさん読めました。 まずメジャーなところで酒井順子「負け犬の遠吠え」です。文庫本になっていたんですね。負け犬の遠吠え (講談社文庫)作者: 酒井順子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006…