伝説のプロ野球選手に会いに行く
先日、音楽のことを調べようと思ってアマゾンのリンクを辿っていたら、こんな本が出てきました。
- 作者: 高橋安幸
- 出版社/メーカー: 白夜書房
- 発売日: 2008/09/20
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 20回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
巻末の解説代わりに筆者と大滝詠一のプロ野球談義が収録されているのも魅力です。
稲尾、中西、金田、杉下というビッグネームに混じって、関根潤三を取り上げているのも好感が持てます。関根さんって、今となっては(というか45歳の私が子どもの頃から)人の好いおじいさんにしか見えませんが、Wikipediaなどで通算成績を見ると、投手で通算65勝(1シーズンで16勝の年もある)、打者で1000本安打、3割打者という、イチロー的天才肌の選手だったことがわかります。解説でも、下手な選手に対しては取りつく島もないような切り捨て方するもんなあ。
関根さんの他にも、西本幸男さんなど、負けて画になる男の話も読めて面白いです。