小学生の子供に教える営業という仕事

お盆休み明けの企画の準備で、三軒茶屋に行ってきました。


帰り際にTSUTAYAの書籍コーナーに寄ったら前から読まなきゃいけないと思っていた本が正面を向いて陳列されていたので、「ラッキー」と思って購入してきたのですが、その隣に気になるタイトルの本が並んでいました。


それが「小学生の子供に教える営業という仕事」です。

小学生の子供に教える 営業という仕事―大人は会社でどんな仕事をしているか (アスカビジネス)

小学生の子供に教える 営業という仕事―大人は会社でどんな仕事をしているか (アスカビジネス)

今、営業を仕事にしている人、小学生にどう自分の仕事を説明しますか?


私も世間知らずの学生時代は、私立文系卒業見込みという、営業マン以外就職できる職種がないくせに、「製造業で良い物を作って広告宣伝をやれば、営業なんて要らないんじゃないの?」と思っていました。


さあ、小学生に分かるようにどう説明しましょう?
私はその本は見ずに、自分で考えてみることにしました。
「営業マンって、毎日なにをやってるの?」
「そうだなあ。例えば君が野球チームを作ろうと思ったとするね。そこで君の友達で野球が好きな子を集めたら7人集まったけど、あとの2人はどうしても心当たりがない。野球チームにならないね。」
「そうだね」
「そのときに、おじさんが君が野球チームを作ろうとしていることを知って、しかも野球が好きな子をあと2人知っていて連れて来たら、君たちは好きな野球ができて嬉しいでしょ?」
「そうだね」
「あとから来た2人も、野球をする仲間がいっぺんにたくさんできて嬉しいよね。そうやって別々のところにいて知らないどうしだった人や物の間を取り持って、会わせてあげるようなことをしてるんだ」
「結婚相談所みたい」
「そういえばそうだね。もう少し続けると、おじさんはメーカーの営業マンだから、どんな子でも知っているわけじゃなくて、例えば左利きの子だけ知っている感じかな。だからピッチャーやファーストがいなくて困っているようなチームを探して、その子たちを紹介するんだよ」
これじゃダメ?