プロ&コンってなにさ?
勧められてビジネス書みたいなものを買って読み始めたんですが、何の註釈もなく「プロ&コン」という言葉が出てきました。
まあ、文脈に沿って読んでいれば、「前向きな意見」と「反対意見」みたいなことかなあ、と読み進めて行けるのですが、元の言葉がわからないと気持ち悪いじゃないですか?
トヨタはどうやってレクサスを創ったのか―“日本発世界へ”を実現したトヨタの組織能力
- 作者: 高木晴夫
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/09/29
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
結局「教えて!goo」の中で「pros and cons 賛否」というのを見つけてひとまず決着をみたのですが、"pros"も"cons"も辞書には出てきません。略語なんでしょうか…。
最近良く目にする「レバレッジ」ってのも良く分からん。「レバレッジ英語勉強法」って「投資目的の借金を申し込む時の英会話を勉強する」という意味で使っているのではなさそう。小さい努力で大きな効果がある勉強法という意味を表しているのだろうと思うが、その言い回しはアメリカ人に通じるんでしょうか?
ビジネス書ってこういったカタカナ語がすごく多くて、言葉自体がブラックボックス化したまま、大量の知ったかぶりオヤジを量産しています。もっと丁寧にフォローするべきだと思うなあ。まあ、ビジネス書を書くような人にとっては仕事をしているうちに身に付く単語(用法)なんだろうが、読む方はそうじゃないんだから。辞書に載ってない用法には脚注くらいはつけてくれないと、「今更人に聴けないカタカナ語」が氾濫して収拾がつきません。
だいたい、こういうビジネス書とかビジネス雑誌で使われるカタカナ語ってカッコ悪いのが多いんだ。特に「リストラ」とか「コンサル」とか、語感最悪だと思う。