何年経っても納得いかないビジネスバッグ選び

長いはてなダイアリー生活の中で何本か鞄の話を書いてきました。


TUMIのバッグなどかなり高額なものにも手を出しましたが、結局自分の仕事上のニーズを満たしつつ、ライフスタイルを表現するバッグ選びというのは果てしないです。
こと外出先においてはiPad(2)が完全にノートパソコンの置き換えとなった今、本来であれば小さなバッグがあれば事足りるようになるかと思ったのですが、やはり必要なA4ファイルサイズ。プレゼン用に接続ケーブル、万が一の時のための充電用アダプターに補助電源。意外とバカにならない折り畳み傘の収納等、万全を期そうと思うと意外と荷物が減りません。


この秋は特に「いわゆるプレゼン用備品」をしょっちゅう携行せざるを得ない状況が発生していて、例えばTUMIのエクスパンドブリーフケース(26121・既に廃番?)だと、常時マチを広げて持たざるを得ません。はっきり言って26121のエクスパンド機能というのは4シートスポーツカーの後部座席のようなもので、使う事自体が「不慮の事態」と思っておりまして「いざという時は広がりますが、広げるとかっこ悪いですよ」というものだと思うのです。
じゃあ、実用本位で2気室タイプを使おうとするとこれがもっさりしてしまうものが多く、悩みは深まるばかりです。
善良なオジサンサラリーマン御用達の、平らな板2枚を貼りあわせた系の手提げ鞄はまだ持つ気にもなりません(し、電子機器を保護するタイプが少ない)。

とはいえ、必要に迫られているので、思い余って渋谷・表参道・銀座・有楽町・丸の内とムード歌謡の主人公のように都心の繁華街を見て回りましたが、心底惚れ込めるモノには出会えず。
結局この秋の鞄は完全な消去法によって「キング・オブ普通」なエースジーンを選択しました。

[エースジーン] ACEGENE プログリット ビジネスバッグ 30952 01 (ブラック)

[エースジーン] ACEGENE プログリット ビジネスバッグ 30952 01 (ブラック)

収納力の高い2気室タイプにしては薄く、撥水性もあるということで実用性はなんの不満もないのですが、なんか「すごーくデカイ鞄を持ってまーす」って感じがして、すごく気に入ってはいません。
TUMIほどではないにしても結構な値段だったので無理矢理気に入ろうとしながら、秋の大荷物シーズンを過ごしております。