浜村美智子はヌケる!

えー、珍しく今日はネタがたくさんあるんですが、いちばん新鮮なのを一本書いておきます。


今、両親のマンションで夕飯を食べながらNHKのBS2を見て帰って来たんですけど、「昭和歌謡黄金時代 値千金 この人この一曲」というのをやっていまして、まあいつもの懐メロ番組なんですが、今回は「新春一発屋大会」という趣でして、細かいことはこちらのリンクで見ていただければと思います。


で、見ていていろいろ勉強になりました。


まずはトップバッター、「バナナボート」の浜村美智子。この人の若い頃の写真がカワイイ!ルックスが現代的で(スタイルがイイ!)ファッションも今風なんです。トークコーナーのバックに当時のヘソ出しファッションの写真が映ってたんですが、今のモーニング娘。に紛れていても違和感がない感じなんです。いやー50年前にこんなオネエちゃんがいたなんて、感動した!
このジャケットでは古くさい感じもありますが。

http://www.jvcmusic.co.jp/img/jackets/VICL-61210.jpg


続きまして、仲宗根美樹「川は流れる」。この人もなかなかトロピカルで今風のルックスですが、それよりも曲に驚いた。
メロディはこちら
これはですね、いわゆるミニマル・ミュージックってやつですよ。3拍子で出だしの4小節のフレーズがだんだん展開していくだけなんです。分かりやすい例で行くと…3拍子じゃないですけど「言葉にできない」みたいな感じ。あの曲、2コーラス目のサビ以降エンディングまで、間奏を含めて同じコード進行4小節の繰り返しですからね。作曲者の桜田誠一氏はどういう意識で作ったんでしょうか?近田春夫が過去にほめてたりする曲なんでしょうか?


さらに、「ハチのムサシは死んだのさ」。

小学校低学年の時に流行ったが、こんなに洋楽っぽいサウンドだったとは知らなかった。意外なほどおしゃれ(その半面、70年代の香りがキツすぎるきらいもありますが)。


最後に、丸山圭子「どうぞこのまま」
丸山圭子 - All for Your Love 丸山圭子ライブセレクション 1976-2006 - どうぞこのまま

丸山圭子が実は裏ユーミンで、ユーミン-丸山圭子-八神純子というラテン系ポップスを唄う女性シンガーソングライターというラインが今日初めて頭の中で繋がりました(八神純子の「思い出は美しすぎて」が「あの日に帰りたい」の焼き直しだとは思ってましたが)。ちなみに八神純子はその後分裂して小野リサ広瀬香美になったらしいです(しまった今井舞みたいな嘘の展開をしてしまった!)。


いや、いろいろと勉強(なんの?)になりました。