浜圭介を聴く

先週末の3連休が全部仕事で、昨日も静岡出張だったので、久々の休みです。
テニススクールの欠席が貯まっているので、この後テニスも2コマやらなくてはならない。

さて、昨日の夜、またパラサイトして親戚の家にご飯を食べに行ったら、親戚夫婦がBS2を見ていて、歌謡曲番組だったんですが、なぜか作曲家・浜圭介の特集をしておりました。
奥村チヨが出るのだけを楽しみに、いっしょに視ておりましたが、この浜圭介、前から嫌いではなかったですが、改めて並べて聴くと、結構良い曲を書いていますね。

千葉紘子の「折鶴」、三善英史「雨」、堺正章「街の灯り」、奥村チヨ「終着駅」、クールファイブ「そして神戸」等。特集が終わった後、出演していた中途半端な演歌歌手の虫干しコーナーで、新曲を歌わせていましたが、劣化したコピーのような曲ばかりで、親戚一同の総意でBSハイビジョンの「迷宮美術館」にチャンネルを変えてしまいました。

浜圭介の曲は演歌歌手が歌っていても音階は7つ以上使いますし、なにかに似ているとしたら外国曲であって、活躍した時期を考えると、相当良心的な作家だったのではないかと改めて確認しました。
私は音楽の才能があるので、「この歌は難しい」という言い方はよく分からないのですが(「どんな歌でも上手く歌うのは難しい」ことは分かってますよ)、浜圭介の曲なんていうのは、今のカラオケ向きに特化しすぎて訳が分からなくなってしまった演歌とはかなりレベルが違います。

そのかわり、構成を優しくしているのがプロの技で、上に上げた例のほとんど(「そして神戸」は違う)が二部形式というんですか、1コーラスがA-A'-B-Aという構成になっていて、フレーズが難しくても繰り返しが多いから、テレビやラジオで聴いているうちに素人が覚えられるようになっています。

ところで、昨夜の避難先の「迷宮美術館」の司会の女性、私ずーっと大桃美代子だと思っていましたが、この人NHKの局アナ(住吉美紀アナ)なんですね。美人でスタイルも良いのに、口元が△なのが台無しな感じがして、そこがなんとも可愛い!