Apple EarPodsとの戦い

iPhone5に付いてくる新型イヤホン「Apple EarPods」。
ネットでの評判はなかなかのもののようです。
iPhone4までの付属イヤホンはほとんど使わなかったので、比べようがないのですが、確かに低音が豊かになった気がしますし高音も切れている気がしますので、付属品としては(ていうか独立した商品として売ってますね)十分な性能なんだと思います。


ところーが(名古屋弁)、私には「Apple EarPods」についてかなり切実な悩みがあります。


「外れやすい」


ざっと検索してみましたが、意外とこの指摘は少なくて、以前のイヤホンに比べて装着感も良くなったというご意見が多いようなのです。
「600人の耳の形状を調べた上で誰でも快適に装着できるように設計された」とのことですが、私の耳は600人の中にはいないような特殊な耳なんでしょうか?


まあ、じっとして使っている分には問題ないです。こうやって机の前に座ってキーボードを叩いている間も耳からポロポロ落ちるわけではない。
でも、普通iPhoneで音楽を聴くのは外出先、移動中ですよね。
以前ここで紹介したオヤイデ・ヘッドホンアンプとオーディオテクニカの耳掛け式イヤホンはコネクタの形状変更のため使えないので、「Apple EarPods」のテストを兼ねて通勤途中に使っているのですが、歩いているとポロポロ落ちます。財布を出そうと思って下を向くと落ちる、歩いていると左右ランダムに落ちる、奥歯に力を入れると落ちる…。


困ったものです。


思い返すと、数年前に清水の舞台から飛び降りるつもりで買った「BOSE インイヤースピーカー(今の前のモデルね)」も大・中・小の3種類もあるシリコンパッドの、どれを付けても落ちていました。やはり俺の耳が悪いのか?


と、ここでひとつアイデアが。
イヤホンが落ちるのは、私の耳にイヤホンを引っ掛けておくだけのなにかの力が足りないわけです。イヤホンを安定させる力が無いわけですから、なにか耳に密着させる力を与えれば良いわけですね。
Apple EarPods自体は大変軽いものですから、与えなければいけない力もそんなに大きいものでなくて良いはず。


そこで編み出した手法は、「落ちそうだと思ったら、イヤホンを外してくるっとコードを捻る」です。


野球でカーブを投げる方向(右なら右手でカーブを投げる方向。左なら左手で投げる方向)にイヤホンを1回捻ってコードがイヤーピースの後ろ側を、自分の耳の内側に押し付ける方向に力が働くようにしてみます。
すると安定感が何割かアップします。
あまりやりすぎるとコード全体が捻じれてしまって収拾がつかなくなりますので、あくまでもコードが自重で自然と垂れ下がる範囲(1回転か2回転)で捻ってやると、おお、耳から落ちる頻度が激減します。
我ながらたいしたTIPSだと思うんですが、どうでしょう( ´ ▽ ` )ノ


それにしてももう少し装着感があるといいなあ、イヤーピースの外側をシリコンなんかでコーティングしたらどうでしょうかね?

Apple EarPods with Remote and Mic (iPod・iPhone用イヤホン) MD827FE/A

Apple EarPods with Remote and Mic (iPod・iPhone用イヤホン) MD827FE/A