ロジクール・ウルトラスリムキーボードカバー

仕事の時は、iPadを裸のまま鞄に入れて歩いています。いわゆる「風呂フタ」と言われるマグネット式のスマートカバーも使っていましたが、鞄の中でめくれたりすることがあるし、スタンドとしてはあまり頼りにならないこともあって使わなくなってしまいました。
ただ、質量がそこそこあるだけに、裸のままだといつか致命的な衝撃が加わって、損傷してしまうのではないか(実際にはめったにないことだと思いますが)という不安はつきまといます。
また、喫茶店のテーブルなどでiPadを使うには、やはりちょっと斜めに置いた方が見やすくて操作もしやすいからスタンドはあった方が良い。だから、「液晶画面を保護しつつ、スタンドにもなるiPadカバー」はいつも心のウイッシュリストに入っておりました。


そんなとき、週刊アスキーで見かけたのが「ロジクール・ウルトラスリムキーボードカバー」です。

ロジクール ウルトラスリム キーボードカバー TK710

ロジクール ウルトラスリム キーボードカバー TK710

iPadにキーボードが必要か?というと、ソフトウェアキーボードでも結構な大きさがあるので意外と使いやすく、TwitterFacebookの投稿程度であればさほど苦になりません。ま、長文を入力する気にはあまりなりませんが(だからPOMERAも持ってるんですけどね)。
しかし、このウルトラスリムキーボードカバー、もちろんブルートゥース・キーボードとしての機能がメインではありますが、それに加えて「風呂フタ」カバーと同様にマグネットによるスリープ機能も使える上に、スタンドの代用にもなります。しかもiPadの面積とジャストサイズで、厚みもかなり抑えてあるところが魅力です。


とりあえず下見だけ、のつもりでヨドバシカメラに行ってみると、画像で見て想像していたよりもキーボードのストロークもあるし、全体の剛性感も悪くありません。そのまま買ってきてしまいました。*1


さて、帰宅してすぐにMacのUSBポートにつないで充電をし(2時間くらいで完了になりました。全くの空になるともっと時間がかかるそうですが)、実際にiPad2に嵌めてみると、笑えるほどぴったり!

最初からこういうノートパソコンだったような、マイクロソフトが今度発売する「ウィンドウズ・サーフィス」を先取りしたような…。
キーボードカバーそのものがiPadとほぼ同じ厚みがあるので、装着時の厚さは倍になってしまいますが、それでもネットブックなどを携帯することを思えば(全体が丸みを帯びていることもあいまって)鞄の中でもとてもコンパクトに感じられます。


ブルートゥースの設定も最初に検出された時に名前を選んでやれば、以降は電源を入れるだけですぐに認識されます。キー入力時のタイムラグも感じられず、ノートパソコン並のタイピングが可能です。ま、iPadの日本語変換がさほど優秀ではないので、「パソコン同様に快適」はウソになりますが、POMERAの事はもう忘れてもよさそうです。

使い始めて唯一戸惑ったのは、「日本語/英語」の入力モード切り替え方法が分からなかったことです。
それこそ「RTFM!」ってやつで、ファンクションキー+「2」で言語切替ができるようになっていました。言われてみれば「2」のキーに地球のマークが描いてありましたわ!

*1:実はロジクールはこれ以外にも「トランスフォーム・キーボード」とか「キーボードケース・フォー・iPad2」とか、よく似たものを既に出しているのですが、やはり最新作がいちばんかっこいいようです。