"5"じゃなかったね(^^)

日本時間の本日未明にiPhone4Sが発表されました。
http://www.apple.com/jp/
「5が出るぞ5が出るぞ」とさんざん煽られた挙句の結論が、字面上ではマイナーチェンジということで、ずっこけている人もずいぶんいるようですが、私はこれで良かった。なんたって2年分割の支払があるので、そう簡単にiPhone4を「型遅れ」にされたら堪らないw 3Gから3GSへのモデルチェンジに比べるとやや待たされた感がありますが、基本的には従来のパターンの中での正常な進化のタイミングだと思います。


ここまでの流れを振り返っても
初代iPhone---2007年6月発売
iPhone3G----2008年7月発売
iPhone3GS---2009年6月発売
iPhone4-----2010年6月発売
iPhone4S----2010年10月発売
となり、進化の度合いでいうと、この5機種はほぼ等間隔で並んでいると思われます。
初代iPhoneと3G、3Gと3GS、3GSと4の差はほぼ等間隔ってことです。いや、初代と3Gがハード的には一番近いかもしれませんね。


実際、私は"3G"からiPhoneを使い始め、昨年"4"に乗り換えましたが、3GSを見た時はちょっと大いに悔しかったものです。
「えー、"S"が付くだけでCPUは新型になってるし、カメラはオートフォーカス&接写機能が追加、ストレージも倍増なの?」ケース以外は全く別物なんですから。しかも、3GSから使い始めた人たちは、iOS2時代のもっさりした日本語変換やばたばた落ちるアプリケーションや、コピー&ペーストができない不便さなどと無縁だったわけだから絶対勝ち組です。


だから今回の4Sも名前とケース以外はばっちり進化しているんで、タイミングが合う人は迷いなく買えばよろしいかと存じます。外見が変わらないということはすっかり充実した周辺機器が使えますし、しかも中身は"made for iOS5"なわけですからね。3Gが実際にはiOS4にアップデートするには非力だったように、3GSにiOS5を入れたとき(3GをiOS4にするほどの無理矢理感は無いと思いますが)、やっぱりちょっともっさりしちゃうことがなんとなく予想されますし。


そんな訳で、私は来年夏まで今の"4"の月賦を払いつつ、ちょっとクロックアップしたA5チップが乗っかって、4よりベゼルが細くなった分だけ画面が広くなり、再び背面に丸みをおびた"5"を待つことになるでしょう。