釈然としないがScanSnapマネージャーが新しくなった件

書籍を「自炊」しまくる、というわけではありませんが、とにかく紙の資料を整理するのが苦手なので、Evernoteとスキャナーの組み合わせを知ってからは、もっぱら個人保管レベルの紙書類を目の敵にして「スキャン&破棄！」する日々を送っております。

自宅では型遅れで安く買った"ScanSnap S300M（S300のMac版・たぶん色が白いだけと思われる）、会社では新発売当日に買ったScanSnap1100を使っています。機械としてはS300Mの方が高級（公称8枚連続読み取り←実際にはもっとイケる、両面読み取り）なんですが、付いてきたユーティリティソフトはどう考えてもS1100に付いているやつの方が良いのです。
例えば、原稿の縦横の自動認識&補正（横向きに入れた原稿をデータ化した段階できちんと読める向きにしてくれる）もそうだし、なにより私が多用する「Evernoteに追加」がワンクリックでできるのです。

S300Mの場合、できないことはないのですが、それは「メールに添付」をクリックし、メーラーが立ち上がったら宛先にEvernoteと打ち込み、送信ボタンを押す、と2段階手間がかかります。いやまあ、それがとても大変ってわけではないのですが、こういう「バッジ処理」的な作業を手動でやることほど非パソコン的なこともないものですから、前からイライラしていました。なんで、富士通およびPFUはS300M用のScanSnapマネージャーをアップデートしてくれないのだろう？と半ば恨みながら作業をしておりましたが、ふと思い立って「Win/Mac両刀遣い（遣われ？）」であるSS1100のドライバをMacにインストールしてみました。

すると、なんということでしょう、ScanSnapマネージャーのアイコンが変わり、MacのScanSnapマネージャーがあっさりとバージョンアップしたではありませんか！
S300Mで取り込んでもS1100で取り込んでも、ワンクリックでEvernoteに取り込めるようになりました。あらうれしや！

ただし、A3キャリアシートを使っての読み込みはS1100でしかできません（これも提供側がやる気になればなんとでもなるように思われる）。