ScanSnapで書類の山と格闘してみた

木曜日から4日間の夏休みだったんですが、実は私はこの休みに部屋の模様替えと本の片付けをしたかった。型落ちのScanSnapを安く買えたので、こいつで嵩張るだけの本どもを木っ端微塵に片付けてやろうと意気込んでいたのですが、結局いろいろ用事ができて、家にいられるのは土日の2日間だけになってしまいました。


それと、移転した事務所に無理やり押し込んでいた資料の山が業務に支障をきたしているので、とりあえず先にそちらから片付けることにしました。


まだまだたくさんあるんですが、とりあえずコピー用紙のダンボールに詰まるだけ資料を詰めて自宅へ送付(自腹)。

電子化されたものは今更スキャンする必要もないんですが、仕事でお客さんから紙でいただいた資料(お手紙、アンケート、団体機関誌、パンフレット)などをイベントごとに封筒に入れて、とってあったものが大量にあります。

これをScanSnapでPDF化して、MacのiDiskを使って".Mac"のクラウド上に同期し、仕事場のPCからもiPhoneからも参照しよう、というのが今回の主旨です。

封筒の数がおよそ60個、その中に書類が平均10枚くらい、あるいは50ページ程度の小冊子が入っていたりするのを、CARLの断裁機でバラし(小冊子程度なら、簡単に綴じ部分を落とせる)、

ScanSnap S300Mに載っけて、スキャンボタンを押し、ファイル名を付けて保存、という作業を丸1日やって、ようやくコピー用紙の箱を空にすることができました。

ダンボールの中に見えているケース1つ分の書類が残ってしまいましたが、これは何かというと、「立体物」と「B4より大きい見開きの書類」です。A3まで読み取れればほぼ全滅させられるんですが、民生用としてはここまででしょうねえ…。


それでも多少大きさがまちまちの書類でも1個のPDFファイルに収まるので、紙で持っているよりもずっと整理がしやすいのは確実で、十分業務で使えるという感触も持ちました(←なんかのアピールw)。業務用ならA3まで読めるこれか↓

FUJITSU ScanSnap(スキャンスナップ) S510 FI-S510

FUJITSU ScanSnap(スキャンスナップ) S510 FI-S510


もちろん、型落ちならではの悩みも無くはありません。まず最新式の1500等に比べると、スピードが遅いですし(しかも私は電源コードが増えるのが嫌でUSBを電源にしているのでなおさら)、一度に読み込めるのは8枚まで、と取説に書いてあります。
ただし、「一度に読み込める枚数」はあくまでもハード的なめどであって、9枚目になると読み込みが止まる、とかそういう厳密なものではありません。たしかに一度にたくさん載せると、「読み込み時のジャム(つまりひっかかる)」が発生しますが、紙質によっては20枚くらい載せてもちゃんと読んでくれます。
あと、最新版は本文テキストから検索可能な形での読み取りもできるようですが、S300Mは未対応みたい。これは読み取りソフトのグレードの問題なんでしょうけど。そこいらへんはファイル名のつけ方等で工夫していくことになります。

富士通 ScanSnap S300M(for Macintosh) FI-S300M

富士通 ScanSnap S300M(for Macintosh) FI-S300M