アスパラガスってこういうものなんだ

農産加工品を扱う仕事をしているけれど、直接産地まで行くほど関わる品目は限定されていて、それ以外は無知な都会っ子の成れの果てである私。


今回の出張で生まれて初めてアスパラガスが生っているところを見ました。
フランスかどこかで長ネギのことを「貧乏人のアスパラ」っていう言い方があるらしいので、恥ずかしながらネギと似たような生えかたをしているのかと思っておりました。アスパラガスの種を播くとアスパラガスが1本にょろっと生えてくるのかと。


ところがこちらをご覧ください。

アスパラガスは雨よけハウスの下で小さな竹やぶのようになっていて、すっかり育って竹みたいになっているのの根元から地下茎で繋がって筍のようにぽこぽこ出てくるのを収穫するんだそうです。そのぽこぽこに日が当たらないように土をかぶせると「ホワイトアスパラ」になる、という寸法。
この組織自体は1年で終るのではなく、聞き間違えてなければ10年くらい収穫ができるのだそう。本当に竹みたい。
私は普段一年草と親しんでいるので、「それはお得だなあ」と無邪気に思いました。