iLife'09を使ってみる

iPhotoの強力な写真整理機能である「人々」のデモに魅入られてついつい9000円近くするiLife'09を買ってきてしまいました。
ていうか、これだけの複合ソフトが1万円しないというのに文句つけたらいけない気がしますけれど…。


ま、ともかく試してみました。
以前からのiPhotoの写真ライブラリを開いて、1枚目から名前を付けて行くと「○○は下の写真にも写っているようです」と候補写真を出してきて、「名前を確定」ボタンを押して、正解のものだけクリックすると、それらの写真が全部「○○」という名前で整理されます。


iPhoto'09が何をもって人の顔を認識しているのかはよく知りませんが、とりあえず「∵」←こんな感じで点が並んでいたり丸い輪郭で囲まれたものは顔だと思うみたい。草むらや壁のシミ、メーターなどを囲んで「不明な人」なんて出してくると結構笑えます。

あるいはこの特性を逆手に取って「心霊写真発見機」としてオカルト的に利用することも可能。「このソフトは写真に写った霊を認識できます。ほら、あなたの右肩の木の枝の中にお祖父さんの顔がある、と出てるでしょう?ちゃんと供養していますか?」と高額な除霊グッズを販売するなどというビジネスモデルはいかがか?

↑これは呪われたタンクですね。


あと、仕方ないけど横顔の認識は苦手。斜めでも両目が写っていれば顔と認識するみたい。


私はこの間、週刊文春の記事をデジカメで撮った写真をブログで使ったりしていますが、ある程度の大きさの写真は顔として認識します。マンガの似顔絵もタッチによっては顔と認識します。


この島耕作、よく見ると右と左の顔のバランスがおかしいんですけど、そこまでうるさいことは言わないみたい。

一方、アニメっぽい画は苦手なようですが、

私が以前、VAIO UX90PSの画面に書いたのはちゃんと顔として認識しました。


私のMacBookMobileMe!で同期させているので、アドレス帳に仕事関係の人の名前が入っています。当然と言えば当然ですが、名前を付ける作業の中で名字だけ入れるとアドレス帳から候補の名前を出してきてくれます。これも便利。
その作業を終えた後でアドレス帳を開くと、名前を付けた写真がその人のプロフィールとして取り込まれて…たら便利だと思ったんですが、そこまではやってくれませんでした。惜しい!
iPhoneの写真アルバムにも「人々」が出ると便利なんですが、それもまだ実現してません。ひょっとして3.0でやるか?