ぼくんち

昨日、仕事に行くと中に新宿駅売店で、西原理恵子の「ぼくんち」が文庫本3冊(上・中・下)になって平積みされていました。いつかは読まなくてはと思っていたのでとても気になったのですが、中央線の特別快速が迫っていたのでそのままスルー。でもやっぱり気になって帰りにもう一度そこに寄ったら、やっぱり平積みされていたので自動チャージされたばかりのView Suicaでまとめ買いしてしまいました。


早速、家に帰って上だけ読んで、あとは出張のお供に鞄に入れて出発。新幹線の中で読みました。本当はね、こんなに急いで読むものじゃないんです。いしかわじゅんにでもなったつもりで、この薄くて用紙の厚い80ページくらいのマンガ1冊を2時間くらい舐めるように読むべき。早く読むとギャグマンガになり、少し気合いを入れて登場人物に感情移入して読むと泣けてきて、もっと深く読むと…といろんな読み方ができる。


ほぼ同年代にナンシー関西原理恵子がいて、彼女らの登場当時からその作品に触れることができた、というのはいくつかある我々の世代の幸運の一つです。

ぼくんち 上 (角川文庫 さ 36-10)

ぼくんち 上 (角川文庫 さ 36-10)

ぼくんち 中 (角川文庫 さ 36-11)

ぼくんち 中 (角川文庫 さ 36-11)

ぼくんち 下 (角川文庫 さ 36-12)

ぼくんち 下 (角川文庫 さ 36-12)