大騒ぎの真相

昨日、Macを買い替えた話を書きながら、改めて仕様を確認したらとんでもないことが発覚しました。
私は、Intel Core 2 Duo 2.4GHz+メモリ2GB+HDD160GBだと思って買ってきて、レシートの控えもその店頭価格が記載されていて、カード決済も終わっているのですが、実際にリンゴマークから「このMacについて」で確認するとメモリを1GB(512MB×2)しか認識しておらず、HDDも120GB弱になっています。あれぇ?


驚いてキッチン下の収納に入れたMac Bookの外箱を確認すると、型番がMB402J/Aになっているじゃありませんか?
私が買ったのはスペック表によるとMB403J/Aのはず。いや、レシートでもそうなっています。
「取り違えだ」


MacというのはWindowsの体感速度とは別の尺度で動いており、信じ込んで触っていると、スペックの違いに気がつかないんですよ。ましてやiBook G4とはCPUもOSも代替わりしていますから、「こんなもん?」と思って3日間使っていました。
思い起こせば、私がYマダ電機のレジカウンターにいるときに同時にインターネット回線込みでMacの購入手続きをしているアンちゃんがいました。きっとそうだ…。


と、そこまで気づいて昨夜は早めに話を切り上げ、ちょうど代休だった本日、開店と同時にヤMダ電機に行って、「レシートと商品が違う」と訴えて交換をしてもらいました。
もちろん、天下のヤマD電機は心良く正規の品と交換してくれましたが、ちょっとまて。私はこの3日間ですでにくそいまいましい数十桁の無線LANのパスコードを打ち込み、旧iBook G4から連絡先等の個人データ、ここ3年間に撮り貯めた写真、iTunesに読み込ませた音楽データ、GarageBandのデータなど全て移し終えており、ようやく以前と同じように使えるようにして安堵した矢先だったのですぞ。それをすみません、交換しますでは済まされません。
もちろん、交換で置いてくる方のMac Bookにはそれら個人データが満載なわけで、データの移行が終わらないと困るわけです。


そこで、再セットアップ&データの引き継ぎを店頭でやらせてもらったのですが、店員もMacに関しては専門的知識を持ち合わせておらず、いきなりUSBメモリを差し出してきたので、「そんなもので入るか」と思わず悪態をついてしまいました。小太りのにやけたメガネのオッサンと思って対処していた店員氏も慌てて多少は心得のあるスタッフを呼んでくれ、FireWireのコードを借りて再セットアップを行い、ほぼ1時間で新しいMB403J/Aの方に私の個人データと設定一式を再現することが出来ました*1


いろいろあったが、結果オーライです。店員さんも災難だったと思うが、家電量販店にもジーニアスとはいわないが、もうちょっと気合いの入ったスタッフがいてくれると助かるんですが。私の個人情報を満載したMB402J/Aもしっかり初期化してから再利用してくれることを望みます(一応、目の前で再セットアップをしてもらったが、あの様子だとちょっと心配です)。


やっぱりMacを買う時は面倒でも銀座に行くべきなんでしょうなあ。

*1:ちなみに自宅の無線LAN経由でiBookから引き継いだら4時間以上かかった。