樋口真嗣節

昨日なんとなく平成ガメラの話を書いたら、なぜか今夜はTVで「日本沈没」をやってますね。
ガメラシリーズの監督は金子修介ですが、特撮監督が樋口真嗣です。そして「日本沈没」の監督がその樋口真嗣であります。


昨日寝る前に見ていたDVDで、樋口真嗣は「これ以上のことをやるなら、怪獣じゃなくて良い」という発言をしていました。既に「日本沈没」が頭に会ったということでしょうね。どんな怪獣でも、結局は局地的な災害で、日本列島全部を海の底に沈めるのは、ちょっと厳しいですからね(もちろん、地球そのものを飲み込むような怪獣ってのもありで、「ウルトラQ」にはそうなりそうな存在も出てきたような記憶がありますが)。


そして今、「日本沈没」を見ていると、冒頭燃えさかる炎をバックに逆光線で浮かぶ柴咲コウが「ガメラ3」のラストに重なって見える等、樋口節のようなものがこの作品にも横溢していて、形を変えた「ガメラ4」として見ることができますね。