女性の成功例?

さて、今週の私は別々の仕事で週に2回も名古屋に出張するという効率の悪い行動予定になっており、今日がその、今週2回目の名古屋行きでした。


名古屋まで新幹線で行き、在来線に乗り換えて10分ほど東京方面に戻ると、「笠寺」という駅があります。そこが今日のひとつめの訪問先の最寄り駅だったのですが、それにしても「笠寺」って、どんな寺なんでしょうね。本当のことは知りませんが、私は「かさでら」の名前の由来は"cathedral"であると、今日思いつきました。合ってたら誰か褒めてください。


さて、仕事を終えて新幹線に乗る前に、いつもの神経症由来の活字中毒を緩和するために、数カ月ぶりに自動車雑誌の"NAVI"を買ったところ、表紙の女優(巻末の連載グラビア「篠山紀信のプレミアな女」と連動している)が中島知子です。オセロの。

世の女性のサクセスにはいろんな形があると思いますが、"NAVI"のグラビアというのは結構なものじゃないでしょうか?だって舶来高級オープンスポーツカーと絡んで似合う、という評価をされたということなんですからね。


先日本屋で見つけて読んだ、姫野カオルコ「ブスのくせに!最終決定版」には、今狙った男を落とすことにかけて日本一なのがオセロの黒い方である、と書いてありますが、そういう実力があると思う人が他にもいるということです。


この「ブスのくせに!」はナンシー関のコラム以外で有名人を題材に書かれた文章の中では秀逸だと思うので、いつかちゃんと感想を書きたいと思いますが、この本で中島知子は実際には欠点のある容姿なのに、世間(の男)にちやほやされ、ちゃっかり目的を達成できるタイプの女性の例として出てきます。一方大変整った容姿であるにもかかわらず、世間(の男)に美人と云われなかったり、もてない女性がいる、という話が展開されています。それは古くは浜美枝であり岸田今日子であったりするのですが、最近だと森理世さんなんかもそうでしょうなあ。週刊文春なんて毎週「森理世のどこが美人なんだキャンペーン(とタイトルは書いてありませんが)」を展開しています。中年男性の視点では彼女は可愛くないし、色気が無いのですね。ミス・ユニバースより「オセロの黒い方」が好きだってことです、男は。
姫野カオルコがこの件で口を開く日も近いと思います。

ブスのくせに! 最終決定版 (集英社文庫)

ブスのくせに! 最終決定版 (集英社文庫)