物理学であり哲学であるか
僕の中学時代の恩師(以前、この日記にも登場しました)はキリスト教徒で、定年後は教会に属して講師のようなことをしていらっしゃいます。
ときどき連絡をしてきてくれて、キリスト教へのお誘いなどもいただくんですが、もはや私のねじ曲がった性根では素直に神を求めることもできず、常にやんわりとお断りしています。
さて、そんな私が聖書の代わりに読むのが、科学本なんですが、久々のヒットがこちら。
- 作者: 橋元淳一郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/12/14
- メディア: 新書
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なまじSF小説や量子力学の入門書などを読みかじって、「それじゃあ、さっき角を左に曲がった俺は誰なんだ?」と自我が崩壊しそうになったりした人は、頭を整理するのにとっても良いと思います(ってお前だろ!てか?)。
これを読むと、現代物理学は相当良い所までいっていて、もう少し(その少しが永遠かもしれないが)経つと宇宙の神秘を解き明かし、僕らはスターチャイルドになるのかもしれないなぁ、とちょっと思いましたです。はい。