ザ・ピーナッツの世界

昨日は自分の話で精一杯で感想が書けませんでしたが、また例によって両親の所に行って夕飯を食べながら衛星放送の「アントラーズVSレッズ」を見るとはなしに視ていると、母が珍しく「7時半からピーナッツを視る」と言い出したので、つきあって視ていました。

宮川泰ザ・ピーナッツComplete

宮川泰ザ・ピーナッツComplete


先週の「思い出のメロディ」の話の中で、これでザ・ピーナッツちあきなおみが出てきたらすごい、と書きましたが、なるほどピーナッツだけで1本番組を用意していたのかNHK
内容は、初めて視る映像も多く、また先日亡くなった宮川泰氏の映像もたっぷり。1時間ちょっとの番組でしたが飽きることなく楽しめました。
片っ方がジュリーの奥さんだったこともあるので、もっと若いのかと思ったら昭和16年生まれだったので改めてびっくり。そういえば意外なほど「年上」だったのが話題になっていたことを思い出しました。


ザ・ピーナッツのすごいところは、一人でも十分実力派と評価される力量のある歌手が、全く同じ声質と歌い方でデュエットをするというところ。これは平成の世の中になっても凌駕するグループは出てきていません。双子の歌手自体、今いませんし。ざっと思いつくところでは「こまどり姉妹」、「ゆうことやよい(すいません、漢字の表記を忘れました)」、「リリーズ」か。前二つは演歌。もう一つはアイドル歌謡。ちょっとスケールが小さい。あ、双子じゃなかったかもしれませんが、"DOUBLE"は惜しかったですね。

Crystal

Crystal


番組の後半、30代になって「大人の歌への路線変更」として中村泰士のしょぼい演歌を歌わされ、早々と引退してしまいました。このころは「大人の歌」=演歌だったんですなあ。気の毒に。