一昔前のオリジナル曲

昨夜、夜更かししてしまったのは、時々登場する「システム室長」氏が、お盆休みの間に私や私の友人や「システム氏」本人らが関わってその昔創っていたオリジナル曲のテープをPCに取り込んで、mp3にしてCD-Rに焼いて送ってくれたのです。
7割方、私が原版を作ったんですが、昔から変わらぬ整理整頓下手と度重なる転居のために、ここ数年は行方知れずで聴くに聴けなかったものがほとんどです。
それをMac(おお、元々音楽用に買ったんじゃないか!)のiTunesに取り込み、トーンの補正パターンを選んでいるうちに明け方になってしまったからです。


この頃、私たちはTASCAMのカセットMTRカセットデッキかHi-Fiビデオをピンポンして作るところから始まり、その後テクノロジーの発達とその大衆化によってシーケンサー付きマルチティンバー・シンセサイザーやPCによるカラオケ作りの合理化、自費でのCD作りまで到達しました。その後、メンバーも三十代半ばにさしかかり、各々の仕事の多さや物理的な距離(メンバーの生活拠点が近畿、東海、東北に渡る)、私の音楽的行き詰まり(?)等によってその後開店休業状態になってしまいました。テクノロジーだけで言えば、今ならハードディスクレコーディングして即CD化が可能ですし、フォーマットをそろえれば、メールでデータのやり取りをしながら曲を仕上げることも可能なんですがねえ。


さて、そんな中で昔の曲を聞いていますともちろん拙くて笑ってしまいますが、若いだけあって我ながら根気がありました。YAMAHA V50の狭い画面でリズム、ベースその他パートを打ち込み、MTR2chに録音、曲によっては空いてる残りのチャンネルにギター2本かぶせてピンポンで2chにまとめ、更にボーカル4本入れるためにピンポン2回、とかやっていたのですから…。
「システム氏」はやれやれとけしかけますが、今から同じことができるかなあ?録音の手順は以前に比べればうんと簡単にできると思いますが、操作の自由度が高まったことによって、いつまでも完成しなくなるんじゃなかろうか、と不安です。


そこで(というか、接続詞が違うんですが)、ちょっと意を決してポッドキャストで旧作を流してみようと思います。左下のリンク集に"Ekke's Sample Music"というリンクがありますので、リンク先で登録ボタンをクリックしていただくとiTunesに取り込まれて聴ける、という寸法です。数少ない身内の皆さん、サクラよろしく!