旅のお伴に本ばっかり買う

7月の狂ったような行動予定もようやく峠を越し、来週からは多少もとのペースで仕事ができそうです。机の上は爆発しており、会社にいても途方に暮れるばかりなので、とっとと現実逃避してきました。
この間、とにかく新幹線ばっかり乗っていたので慢性的な活字不足で、本や雑誌をたくさん買いました。
いくつか紹介すると、

ザ・キャッシュマシーン

ザ・キャッシュマシーン

数年前に、「ザ・ゴール」というのが社内の課題図書(社長が推薦する)になって、いわゆるTOCのお勉強のふりをしたんですが、「営業マンはここから何を学べばいいんでしょう?」という会話で終わったりしておりました。この本はそのTOCを営業にも応用した、という中身です。話は面白く、読み飛ばそうと思えばすぐ読めます。でも読み飛ばしてたら君の仕事は変わらないよ、という本。


しばらくどこの本屋でも品切れでしたが、増刷ができたのか品川駅構内の売店で買えました。日本のスポーツマンは訥弁の人が多いが、外国にはこういうインテリのプロスポーツ・プレイヤー(マネージャー)がいて、ユーモアと含蓄のある言葉を発してくれるのがうらやましいです。そういえばオフト監督も言葉の使い方が巧みで、日本人のサッカー偏差値をちょっと上げてくれました。オシム監督にはおおいに期待できる(試合の勝ち負けは別にして、ですよ)とは思いますが、その前に協会がワールドカップの反省をちゃんとしてみせて欲しいですね。
ところでこのタイトル、「ことえり」で変換すると「惜しむの言葉」になって、「ちくしょー」「あのときああしていれば…」「ああ、もったいない」って言い続けてる本かと思っちゃいますね。