そんなにiPodになりたいかなあ…

もうすっかり前のことになりますが、こんなニュースがありました。

iPod携帯」開発検討 ソフトバンクと米アップル

2006年05月13日

 ソフトバンクと米アップルコンピュータが、アップルの携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」を搭載した携帯電話機の共同開発を検討していることがわかった。ボーダフォン日本法人を買収したソフトバンクの携帯電話事業は、アップルと提携することで、NTTドコモとKDDI(au)に対抗していく考えだ。

 ソフトバンク孫正義社長はアップルのジョブズ最高経営責任者とすでに会談し、提携内容の詰めを進めている。

 アップルは米国で、すでに米通信機器大手モトローラと提携し、iPodを搭載した携帯電話を販売している。パソコンにつなげば、アップルの音楽配信サービス「iTunes・ミュージック・ストア」から楽曲を取り込める。

 ソフトバンクとアップルが開発する携帯電話も最初はこうした機能になりそうだ。将来は、無線通信を通じて直接配信を受けられる機能が課題になる。

asahi.com

と、思ったら数日後には、

ソフトバンク、「iPod携帯」報道にコメント
Apple Computerとソフトバンクが「iPod携帯」の共同開発で合意したという一部報道に対し、ソフトバンクがコメント。
2006年05月15日 16時19分 更新

 Apple Computerとソフトバンクが「iPod携帯」の共同開発で合意したという一部報道に対し、ソフトバンクは5月15日、「報道機関による憶測記事」とコメントした。

 日本経済新聞が5月12日付けで、両社が共同でiPodを内蔵した携帯電話端末を開発中だと報じた。

 これに対しソフトバンクは「報道された内容は、当社として機関決定し発表したものではございません」とした。

ITmedia ニュース

ということになり、なかなか真相がつかめませんが、なんにせよ"LISMO!"とか携帯電話で音楽を聴くサービスが06年の携帯電話市場における最大のテーマになっているようです。


ここからは、昨日の座談会とはいっさい関係ないんですが(って、断るな!)、どうも携帯関連各社はユーザーに音楽を聴かせたいという情熱に満ちあふれているというか、iPodになりたくて仕方がないみたいですね。そりゃこの路線がうまくはまればキャリアは音楽配信とパケット代で儲かるし、端末メーカーも関連アクセサリで売上と利益が稼げますからね。


702NK702NKⅡは、vodafoneの説明書通りに使うとミュージックプレイヤーとして制約が多いのですが、"OggPlay"などをインストールすれば、mp3などの音楽ファイルをメモリーカードの許す限り制約なく再生することができます。

私も、前の702NKには"OggPlay"をインストールして、音楽を聴いてみたりしました。
でも、実際に聴いたのは2回くらいで、今使っている702NKⅡには最初から音楽再生ソフトは入れてません。
だって、電池が心配なんだもん!


これは、私だけでなくて、肝心な時に電池切れで通話(&メール送受信)ができないことがあったらエラいことだと考える、真面目で小心な社会人は多いみたいです(しかもNokia端末は汎用充電器が挿さらないので、出先で電池が切れると大変なのだ)。
だからそんな我々は、別にiPodを持ち歩いています。音楽携帯ってそんなに魅力あるかなあというのが、そういう風に使おうと思えば使える端末を持つ、私の疑問です。