大阪出張報告

出張で大阪にきています。
生まれて四十数年、大阪には住んだことないし、仕事の機会もほとんど無かったので、たまに来ると発見が多いです。
エスカレーターは左を空けないといけないし(東京は右空け。名古屋には片側を空ける習慣がありません)。
なんといっても地名が難しい。読めないです。
十三でじゅうそうでしたっけ?御堂筋だって有名だから分かりますけど、知らないと読めないですよね。
中百舌鳥!京極夏彦の小説か?しかも「中」で「なか」でしょ?なんで残りが漢字三文字で読みが二音節しか無いの?

挙句の果てに仕事で行く目的地が「栂・美木多」駅のそばです、ってFaxで教えてもらっても、その駅名が読めないんだってば!
「いちご…?」とCMの加藤晴彦みたいに悩んでも、インターネットの路線検索に駅名が入れられない。ATOKの文字パレットを起動して入力。行き方は分かったが最後まで読み方は分からず。
さて、そんなことで南海電車にも乗りました。南海電車のホームには首都圏の私鉄では完全撤去された僕らの味方・灰皿が!


で、今から静岡方面に移動なんですけど、新幹線に乗る前に昼食を、と思って入った新大阪駅地下街の喫茶店に、なんとも浪速風味たっぷりの楽しいカップルが登場!
男の方は即決でカレーを頼むと「トイレどこですか?」と聞き、「店を出て真っすぐ行った左側ですよ」と店のおばちゃんに教えてもらったのに15秒で帰ってきて「すいませんどこでしたっけ?」って聞いてます。
女性も負けてなくて、男がトイレに行ってる間に
「フルーツ蜜豆でいいか…。あっ、あんみつ(もある)…」
と声に出して悩んだあげく
「見本の写真とかある?」
と言い出し、さっきのおばちゃんが
「ウィンドーにサンプルがありますよ」
というとわざわざ見に行って検討。帰ってきて
「私、プリンアラモード!」
って、これ吉本新喜劇でしょう?店内全員でゴージャスにこけないといけませんわなあ!
こういう所からいきなり東京に帰ると体に悪いので、午後から浜松で仕事してから帰りますね。