スペシャリストに囲まれる中の不安

名古屋出張のついでに、父の見舞に行ってきました。
まだ若干怪しいところもありますが、とりあえず一般病棟に移り、一応落ち着いたかなあというところです。
ところで、大学病院というのは設備や各部門的にはたいしたものなんでしょうが、一人の人間のトータルでの健康というものを誰が把握してくれているのかよく分かりませんね。
父の糖尿病のような、原因は同じでもいろんなところが複合的に悪くなる病気の治療には善し悪しだなあと思います。
今までだって定期的に通院していて、入院直前にも「調子が悪くて予約した日に病院に行けない」という連絡はしていた(ただしそれは合併症治療のひとつである眼科への予約だったのだが)訳で、「一人の人間の健康」という見方があれば「病院に来れない?どうしましたか?」っていう会話がありそうなものですが…。
ふだんの健康のチェックと病気を早期発見してくれる地域のホームドクターと、発見した病気が重篤だった場合に専門家として治療してくれる高級医療機関スペシャリスト)の有機的な連携(一定の治療のメドが立ったらまたホームドクターに引き継ぎをして戻す)ってのがもっとちゃんとした形であると良いよなあ。