チチキトク

40歳を越えると、当然親も歳をとる。歳をとると色々と加齢からくる問題が顕在化してき
ます。
わが家の場合は父親が糖尿病になっていて、4〜5年前に一度入院し、その後は通院しながら合併症の治療をしているのだが、なんせ私の父親なんで、生きるための地道な努力が出来ません。
慢性的な運動不足等がたたったのか、私が岩手に出張していた夜に、父の具合が悪くなった、と母親からSOSの電話がありました。
有無をも言わせず盛岡から名古屋市の消防署に連絡して救急車を読び、掛かり付けの大学病院に強制的にほうり込んだところ、まさに間一髪だったらしく、入院2日目には不整脈が酷くなって心停止状態になったのだそうだ(カテーテルで患部を焼いて収まったとのこと。私は後から聞かされた)。
現在も救急救命病棟に入っているが、有休をもらって押っ取り刀で名古屋に様子を見に行ったところ、本人は心電図と点滴に囲まれながらケロっとしてベッドでお茶を飲んでおり(「お花畑くらい見えたか?」と聞いたら「全然」と言っていた)、異状が無ければ週明けに一般病棟に移れそうだと主治医もおっしゃるので、とりあえずほっぽり出した仕事を片付けに東京に戻ることにしました。

今回、病院と自宅を往復している母との連絡が今一つ円滑に行かなかったことを憂慮して、AU簡単ケータイを母に持たせることにしました(病院に教えておけば出掛けていても至急の連絡をしてもらえるし)。
http://www.au.kddi.com/seihin/kinobetsu/seihin/a101k/image/p_index_image_01.jpg


有名なTU-KAのやつはワンタッチダイヤルも無いようなので、AUの3個だけワンタッチダイヤルが登録出来る奴を選んで持たせた(同じような状況の年寄りが一杯いるようで、1件目のAUショップでは14人待ちの予約販売だと言われた。そのすぐ近所のショップでは即日渡しだった)。vodafoneの家族割も検討しましたが、vodafoneはその手の機種がありません。貧すれば鈍しているのかv社、商品開発で後れを取っているようです。

なんにせよ、老老介護の限界が見えてきたようなので、東京の親戚と相談して、この騒ぎが一段落したら両親を東京に呼び寄せる算段をしようと思っています。