アストロ球団 第9球(前編)
ああ、こうしてアストロ球団の話を書くのもあと2回になってしまいました。
今日も代休です。
物語はいよいよ佳境に入ってきました。
今回の放送が終わったところで9回裏2アウト満塁、得点は16対16。バッターは三萩野球五というところです。満塁で四番・球一が打って決着、じゃなかったところが渋い、と作者が「アストロ球団メモリアル」という本で自画自賛していたラストシーンが目前です。
- 作者: 林和弘
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 1999/11
- メディア: 単行本
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予告では古田が球一の投球を見ていましたが、あれは比喩的表現のようでしたし、「超人だからいつまでも若いんだよ」とかいって、今のオールジャパンと戦う訳ではないでしょう。
あ、でも球一・五十肩、球二・座骨神経痛、球八・糖尿病とか違った意味で満身創痍になってて、「それでも一試合完全燃焼だあ」とかやるのもおもしろいけどな。マスターズリーグに参加したら、大沢監督がモンスター・ジョー連れてきて…(妄想が止まらないので以下略)。
話を戻しますが、「アストロ球団」放映の直接のきっかけは昨年のプロ野球再編問題でしょう。また、古田はじめ主要選手たちが顔出ししてるってことは、漫画の中でとはいえ、30年前に「新規参入」を認められなかったアストロ球団と、昨年選手会がおかれた立場が似ている、というシンパシーからなんだと思うんです。
それをふまえて、第一話で現代のこととして謎かけられたもの、
の答が最終回に語られるのでしょう。
それを考えてみると、答は以下のようだろうと思います。
- 「アストロ球団」は30年早く生まれ過ぎた。今こそ僕たちが打倒大リーグ、世界制覇をやってやる!僕たちが現代のアストロ球団なんだ!と古田や小笠原や上原が空を見上げて誓う。ラストは星空バックに超人たちの勇姿…確率50%
- あの光を宿した子ども達が2024年に「アストロ球団Ⅱ」を結成する。そのときは温かく球界に迎えてやろう、と将来のコミッショナー就任も視野に入れる古田が心に刻む…確率30%
- あの光が落ちたところに超人がひっそりと暮らしている。*1みんなで迎えに行って名誉を回復してあげよう、と現役選手たちが超人を探しに行く…10%
- その他…10%
さて、正解は?って、スカパー見てた人には大笑いでしょうね!