大井町の外食事情

品川区に住んでいる、というとずいぶん便利なところに住んでいるのだろうと思われることが多いです。
でも、町中であることは誤りではないですが、町自体が新しいわけではないので、いわゆるアーバンライフで最新の各種サービスを享受する、といった生活ではありません(そういうのは、ちょっと郊外の新興住宅地の方が進んでますよね。住所は千葉県や埼玉県になりますが)。
古くからの商店街が人の多さのおかげで生き残っていますから、例えばワイシャツをクリーニングに出して、すぐに受け取る、といったことを考えると、仙台に住んでいたときの方が便利です。
また、一人暮らしなので、平日の夕食はほとんど外食になるんですが、大井町は飲食店は多いんですが、私の通り道には個人経営の中華料理屋さんばっかりで、選択肢が意外に少ないんです。
そういう店はキッチンの中では中国語が飛び交っている(店主はほとんど中国人)んですが、つまりはラーメンとチャーハンと餃子とビールが出てくればいい、という感じの中華屋さんで、女の子との食事に使おうなんて夢にも思わない感じの店ばかりです。

まあ、そんな十年一日のごとしといった大井町なんですが、小泉さんのおかげか、最近競争が厳しくなったようで、少しずつ店が入れ替わり始めました。その象徴がラーメン店の進出です。
最近よくあるちょっと拘ってる感じのラーメン店がいくつかできてきました。

私はあんまりラーメンの味に頓着しない(というか、最近のとんこつ偏重のラーメンはあまり好きじゃない)ので、どうでもいいんですが、こういったことが刺激になって、大井町の外食事情が改善されるのは住民としては良いのかなあ、という立場です。
それとバーミヤンができました。これだけ中華料理屋があるところによく進出するなあと思いますが、意外と綿密なリサーチの上で、これならうちの方が旨い、勝てる、とか思ったのかも知れません。でもバーミヤンも意外と安くも旨くもないんですよね。
こうした外圧(?)と関係があるのか分かりませんが、最近駅からいちばん近い中華料理店が少し美味しくなりました。多分調理人が代わったんだと思います。
私の希望としては、近くに天丼とかも食べられるリーズナブルな日本そば屋ができて欲しいです。