「速報!歌の大辞テン!!」を視た

踊り子号に乗って、まっすぐ家に帰ったので、テレビをつけたら「速報!歌の大辞テン!!」http://www.ntv.co.jp/daijiten/をやっていて、今週は昭和59年11月だった。ああ、大学生のころだなあ、と思って視ていました。中森明菜松田聖子薬師丸ひろ子な1時間でした。
もう、この辺の時代だと音楽なんて今とほとんど変わりませんね、と思うのは年のせい?シンセサイザーでピコピコ、というのが出た後って新しいものってなにかあったっけ?と思う(サンプリングとラップがこの後だよ、というのが正解かと思いますが、サンプリング自体、前にあった音のコピーってことですからねえ)。
それにしても、このころのアイドルたちはいわゆる「ニューミュージックのアーチスト」の曲を歌っていますが、それぞれ作曲者の特徴がはっきり出ていていいなあ。陽水はこの30年以上ずーっと同じだし、「ハートのイアリング」はうまく隠してるけど、"Someday"に良く似てる。みんなそんなにパターンがあるわけじゃないけれど、曲にサインが入っているみたいで良いじゃないですか。
消費者の側から言っても、それだけ自分の「ご贔屓」が決めやすいし。シンガーソングライターの価値って、そういうもんじゃないかと思う。
ひるがえって、04年のミュージック・シーンを考察してみるに…って、Utada問題を蒸し返そうと思いましたが、根気が続かないのでまた今度にします。