こっちの方が頭いいじゃん?エレコム スマホ文具「マーカーシート」

前回「ナカバヤシ・スマレコペン」はびみょ~、という話を書きました。
「いっそのこと、四隅のマーカーだけシールで売ったらいいじゃん」と思っていたら、そこはやはりショーバイ、素人が考えつくようなことは少し違った形で既に実現されていました。


それが、エレコムから発売されている「スマホ文具マーカーシート」です。

リンク先はA4になっていますが、エレコムのサイトに行くとA4~A7+B5の全5サイズ、しかもソフトとハードがあるようです。私は最寄り駅のLoft店頭で見つけたのでそこまで種類があるとはしらず、「A7のハード」を買ってきました。奇しくもスマレコペンとほぼ同額の600円弱でした。
これはどういうものかというと、実物を前にすれば一目瞭然、読み込みたい書類の上に載せる透明なシートの四隅にスキャンアプリ用のマーカーが付いたもの、です。


スマレコペンで額に汗して(?)二重線の四角形を描かなくても、「ここを読ませたい」と思ったところにこのシートを載せてアプリで撮影すると、四隅で囲われた四角形部分だけがトリミングされた写真が撮れます。しかも原本は無傷(?)のまま。


試してみましたが、アプリの使用感はShotNoteのそれとよく似ています。Evernoteにも送信できますし、Dropboxにも送信できます。アプリ本体にフォルダを作っておき、上部の4つの数字を付属のクリップのようなもので隠すことで4つのフォルダに振り分けて保存することもできます。ただし、このクリップは携帯の邪魔になりますし、Evernoteに放り込む場合は意味がありません。私はたぶんすぐに無くしてしまうと思います。


で、実際にどんな感じで読み込めるのか?
例えばUCOMから送られてきたパンフレットに載ってる、ぐっさんのキメ顔をEvernoteに保存したい!と思ったら顔の上にマーカーシートを載せ、

App Storeから無料ダウンロードできる「SUMAFO BUNGU」というアプリで撮影します(最初の設定でEvernoteのアカウントを入れておく)。JotNoteや前回のスマレコペン用アプリのような手動補正はなく、保存先フォルダの指定と「Evernote自動送信」をONにするくらいで読み込み終了です。できあがりはこんな感じ。

いいじゃないですか!


ちなみに前回スマレコペンでは読み込めなかった雑誌の占いコーナーもこんな感じ。

当然、シートのマーカー位置を調整することはできませんから、読み込みたい対象に合わせたシート(安くはない)を買い揃える必要があります。ただ、私の場合はA4以下の書類はこれまで通りScanSnapに入れればよく、あくまでもそれより大きな印刷物の一部分を切り取るのが目的ですから、フルラインを揃える必要はなさそう。A7ともう一つ大きめのシートがあれば、他のサイズはいらないんじゃないかと思っています。A7ならモレスキンノートの巻末ポケットにも入れておけますしね。


そうそう、モレスキンノート(ポケットサイズ)を取り込むことを考えるとA5サイズを買って、2ページ見開きで撮るのがいいような気がします。今日の時点では試していませんが。そういう手帳の読み取りがうまくいくようであれば、割りを食うのはキングジムのShotNoteでしょうね。マーカーシートがあればロディアだろうとツバメノートだろうと、愛用のノートの上に載せて取り込めるわけですから。
近々試してみようと思います。