大人のおしゃぶり「電子タバコ」

仕事先で会う複数のヘビースモーカーが、軒並み陥落させられているのが電子タバコ
先日、散歩がてら秋葉原ドン・キホーテに行ったら売っていたので、買ってしまいました。7980円(本体1+予備バッテリー1+カートリッジ5本付き)。
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電子タバコは充電池と変霧器とフレイバーを染み込ませたカートリッジをつないで「急いで口で吸え」といったものです(いや、急いじゃいけないらしいです)。吸った勢いでバッテリーの先っぽが赤く光るというギミックもバカバカしい、滑稽以外なにものでもない代物なのですが、これがなかなか侮り難いのです。

パイポとどこが違うのかというと、電子タバコは吸うとちゃんと煙が出るのです。もちろんニコチンもタールも含まれない香りつき水蒸気なんですが、これが結構タバコ吸った時とよく似た感覚があり、なんとなく誤魔化されてしまいます。


タバコをやめられない人間の、その理由の7割くらいはニコチン云々よりも「丸いものを口に加えて吸い、吸うと何かが出てくる」という体験そのものへの執着である、と私は思います。タバコと言うのは母の乳首の代償である、という話を何処かで聞きましたが、意外と合ってるような気がしますね。