Nokiaのほぼ日本撤退ついて

ネット上ではもはや旧聞ですが、月末にノキア・ジャパンのサイトにも発表がありましたね。
http://www.nokia.co.jp/support/contactus/notice.shtml

11月27日Nokiaは、一部の高級携帯電話ラインを除く日本向けの携帯端末の販売及びマーケティング活動を中止すると発表しました。

日本でのシェアがあまり伸びず、今後はDoCoMoのキャリアを使った高級携帯専用の事業を行うとか。

Nokiaはスマートフォン不毛の地だった日本の携帯電話市場に、いち早くSymbianOSを搭載したモデルを販売してくれました。今、私がSoftBankユーザーなのも、Nokiaの携帯（702NK=6630）を使おうと思うとそれしか選択肢がなかったからでした。ちょっと寂しいですね。

SymbianはPalm使いからみると、違和感の無い、使いやすいものでした。N73こと705NKは、その後に発売されたWindows Mobile機と比べて、機能的に劣るところは無かったし、その上で携帯サイトの多くをそのまま利用することができて、日本での実用性を考えるととても使いやすい端末だったのになあ。

そんな私も今やエクスプレスカードの予約も困難なiPhoneユーザーになってしまい、彼らを引き止める言葉を持ちません。
この先、携帯電話のプラットフォームがどうなっていくのか分かりませんが、再来年くらいまでは私はiPhoneと暮らしていくことになっていますので、その後の買い替えの際に、Windows Mobile以外の選択肢が活性化していてくれるよう、切に望みます。
アップル社とGoogleのAndroid、Symbian陣営が切磋琢磨して良いものができてきますように…。