そりゃまあ、いいたいことはあるだろう

木曜日に陣内智則が乗るのぞみの1本後の、豊橋に停まるひかり号に乗ったんですが、木曜日だったので週刊文春を買いました。


目次を見ると、「ワイド特集 ヒミツの暴露」の中に「バカ売れ『iPhone』買った人には悪評フンプン」という約1ページの記事がありました。勝手に要約すると、

  1. 変換に時間がかかり、メール1本書くのに時間がかかる
  2. コピー&ペーストができない
  3. ブラウザがすぐおちる(強制終了になる)
  4. サポートがソフトバンクなのかアップルなのか分かりにくい

といった欠点が挙げられておりました。


うん、まあその通りですわ。


iPhoneをタッチパネル式のお洒落な多機能携帯と思って買ってしまった人は、ちょっと大変だろうと思います。iPhoneはその昔、アップル社が開発したものの思うにまかせず頓挫した「ニュートン」の生まれ変わりだし、もうちょっと分かりやすく言えば通信機能が付いたPDAだと思います。
当然、iPhoneの中には(ケンシロウの中にレイやトキの拳が生きているように?)MessagePadやPalmなどが透けて見えます。だから使う側もある程度は"Zen of iPhone"の気持ちで、できることとできないことを見極めて、使いこなしとアプリケーションの選択によって自分なりの環境を作っていく、一種のリテラシーが必要なんだと思います。ま、コピー&ペーストができないのは私もいかがなものかと思ってますけどね。


余談です。
今週の週刊文春にも今井舞先生の記事が載っています。2週連続。がんばってるなあ。飽きてきたのでこの日記でもいちいち触れなくなりましたが、読んではいるのです。文章が巧くなってきているのは認めてあげる。というか、オジサン向け週刊誌用の言葉の選び方ができるようになってきた、ということなんだと思う。そのくらいの能力はあるわな、プロなんだから。