医療コンシェルジュ的ホームドクターが欲しい

長野方面からとんぼ返りして、都内で会社の飲み会に参加していたら、携帯電話が鳴りました。
得意先の現役の幹部の方が急逝された、とのこと。
先週末に仕事中に変調を訴えたので、医者に連れて行ったという話は聞いていたのですが、今日になって容態が悪化し、亡くなったとのことでした。「最初から救急車で大きい病院に行けば良かったのに、なまじ近所の医者に連れて行ったから、変調の要因がわからなかったんだ」と、連絡をくれた方が悔しがっていました。


今、肺炎で苦しんでいる父もそうですが、家族や周囲の人間(素人)が見て様子おかしいと感じることが、意外と(病人を見慣れてしまっている?)お医者さんに分からないということが、どうもあるみたい。
大げさな設備なんて無くても良いから、普段からその人の健康状態を見ていて、ちょっと変だと思った時に往診してくれて、応急処置と、何処の病院に行けば良いかだけを裁量してくれる、医療コンシェルジュホームドクターが町の中にもっとたくさんいたら良いのになあ。そういう人は正式な医者じゃなくても、「準医師」みたいな(本格的な治療はできない)もので良いと思うのです。怪我じゃないけどなんか緊急な雰囲気のときに、最初にどの病院に行くかという判断を素人がする危険性ってかなり大きいと思う。