宇宙戦艦ヤマトを見直しています

"GYAO NEXT"で何十年ぶりかで宇宙戦艦ヤマトを見返しています。
中学生の時に再放送で見て以来だから、30年くらいかな。
「動画」としては最近の劇場アニメに比べるとかわいそうなくらいですが、SFとしてはアイデアがたくさん詰まっているし、今でも見ていて楽しいです。ま、ご都合主義的な展開も多々あって、つっこみどころはあるのですが、それを補う楽しさがありますね。
例えばガミラスが地球破壊に使用する「遊星爆弾」です。細かい説明はないんですが、これは太古の地球において氷河期や生物の大量絶滅の引き金になった小惑星衝突を人為的に発生させているのだ、と考えるとリアリティがあります。また、旅の途中で待ち受ける困難は、敵の罠や宇宙の脅威、あるいは船の故障などバリエーションがたくさんあること自体、筋立てが良心的です。またその困難を解決する方法が、基本的に「知恵と勇気」であるところが王道パターンで、ここから今に続くアニメブームが始まった理由も改めて分かる気がします。