スマートフォンは片手で使える方が好き

巷ではX01HTとかW-ZERO3の新型とかが話題になっています。
私は、この1月に買い換えた705NKを相変わらず愛用しているわけですが、なぜに本格的スマートフォンに移行しないのかというと、Symbian S60系OSに慣れてしまい、スタイラスを使うのが面倒になったからです。


最初に702NKを使い始めて意外だったのは、なんでもダイヤルキーと周辺のボタンで操作しなければならない、Palmシグマリオンにはない一種の制約が意外と気持ちよい、ということです。
Palmスタイラスによる操作とGraffitiによる文字入力はホントに快適なんですが、最後に手元に残したPalm機がCLIE UX50だったことで、入力はちょっと気持ち悪いGraffiti2だし、何より縦に持って入力が出来ないのが致命的。結局キーボードでの入力がメインになるんですが、両手でもって親指2本で文字を入力し、メニュー操作もできるだけショートカットキーを使うんですが、Palmの場合、どうしてもスタイラスでタッチしないとできない動作というのがありますから、スタイラスをキッと口にくわえたりして、人前ではあまり見せられない姿で入力してしまうことになります。


その点、70XNKシリーズは最初からタッチパネルでの操作は想定されていませんから、方向キーと決定キーで全部の操作ができるので、人前でもそう違和感なく「あ、この人は電話に予定を入れてるのね」と思われるくらいで、社会的にも安全度が高い(?)のです。


というわけで、先日(というか、ネットの世界ではもう発酵してるような古い話ですが)発表された携帯各社の夏モデルの中で、私が唯一心惹かれるのはソフトバンクX02HTです。これでOSがWindows Mobileでなかったら最高なんですが、多勢に無勢というかなんというか…。
Symbianも世界的には十分多勢だと思っているんですが、どうも日本のキャリアはスマートフォンというとOSはWindos Mobileだ、と短絡してしまうのだなあ。