巨人の野球はまだ変わっていない

最近、野球は面白くなっている。特に交流戦パ・リーグ野球のモダンさが光る。先日の巨人・上原とホークス・斉藤の投手戦なんかは、見応えがありました。
さて、今日も両親のマンションに行って巨人-楽天を見ていました。
6回だったか、ランナー2、3塁でイがみごとなセーフティバントを決めましたが、3塁ランナーの鈴木が反応できず、みすみす同点機を逸してしまいました。
解説の掛布は「狙いは分かるが最後まで自分で決める気持ちを持って欲しかった」と言っていたが、親会社の解説者がそんなことを言ってるから巨人の野球が進歩しないのだ。イにしたら、自分が河本を打つ確率が低いと判断し、1点取ってなおかつチャンスを拡大する方向でプレイしたのに、ランナーがぼーっとしているので帰って来れなかった。このプレイの中で分かったことは

  1. 鈴木は2塁に行く意欲はあるが、本塁に帰ってくる意欲がない(なんのための俊足か?やはり10年くすぶっていたのにはセンスの問題があったのだろう)。あれがパスボールでも帰れなかったのではないか?
  2. スコアリングポジションに行けば、あとはクリーンアップだのみというのはスモールベースボールではない。
  3. アウトにならずに次の打者につなげば無限に攻撃できる。その積み重ねをすることがスモールベースボールだということを分かっているのはイだけだった。

巨人の野球はまだ変わっていない。
ちなみに先日復帰した高橋尚成も、試合中によそ見してファウルボールに当たって骨折するなんて、野球選手の風上にも置けない、と言っておく。