OrigamiはPDAの息の根を止めるか?

油断しているうちにSONYVAIOの新作を発表していますね。


我々PDA好きにとって最も気になるのはもちろん新Uシリーズです。
これはいわゆる"Origami"アーキテクチャなんでしょうかね?

SONYのサイトを見る限りでは、まさにクリエの兄貴分という外見で、「クリエでなんでもできるようなこと言ってすんませんでした。そういうのは、これでやってください」といってる様にも見えます。

私はPalmの可能性を広げてくれたクリエ・シリーズの功績は評価していますが、やはりマルチメディア志向の満艦飾路線が最後は命取りだったかなあと思うところもあり、結局SONYはこれがやりたかったのか、という感想です。


唐突な話で申し訳ないんですが、私こないだ喫茶店の窓際から一羽のスズメを見ていて、
「君らも昔は恐竜と呼ばれる陸の王者だったのに、今じゃこんな可愛くなって羽なんか生やして空なんか飛んじゃって…」とか考えていました。
PDAも電子デバイス生態系の中の恐竜みたいなもので、名前と形を変えて生きて行くのではないのではないでしょうか?それがスマートフォンです。
私はご存知の通り、今702NKⅡを便利に使っていてほとんど不満はありません。
逆にできるのに使っていない機能も結構あるくらいです(音楽はiPodで聴くとか)。手書きメモをほぼ日手帳に割り当てたら、煩悩がだいぶ消えました。私にとって必要なPDAの機能とは電話帳とスケジュール帳だったということが良く分かりました。

一方PCには、ある程度の大きさ(タッチタイピングと画面でのプレゼンが可能な)を維持したまま、薄型軽量への道を進んで欲しいなあと思います。