老人とカメラ

いきなり赤瀬川原平のパクリですが、父にプレゼントするカメラが見つかりません。


昨日の宣言通り川崎のヨドバシカメラに朝から行ってきました。
銀塩カメラが絶滅の危機にあることは聞いていましたが、実際ベーシックなカメラを探してみると、父が使いたくなるような機種がなかなかありません。


問題点の例を上げると、

  1. ファインダーが小さい
  2. 小さすぎる、軽すぎる
  3. ちっちゃい液晶画面を見ながらのモード切替なんてやるわけねえだろ!

いっそチェキでも買ってやろうかと思いましたが、人間工学的にいかがなものかなシャッターボタン位置で踏み切れません。
嫌ならライカ買えってことですか?


07年問題とかいって、対老人ビジネスが無視できない昨今、カメラメーカーはいまこそデジカメから排除された老人向け機種の開発に邁進すべきと提言したい!
主な仕様は以下の通り

  1. 両手で持てる適度な大きさと持ち重り。キヤノネットくらいが適当ではないか。年寄りはカメラは両手でがっちり持たないと不安である。
  2. 糖尿病や白内障で弱った目に優しい明るくて大きいファインダー。
  3. オートフォーカス。いくら懐かしくても二重像合致式は目が対応できまい。
  4. プログラムオートでも良いが、モード切替は物理的なレバーを使い、今どのモードなのか一目で分かるようにする。ストロボ内蔵も可だが、これも手動で大げさにポップアップすること。
  5. モノクロ小型液晶によるモニターはつけるだけ無駄であり、必要な情報はファインダー内に表示する。
  6. フィルム巻き上げレバーもしくはキャップの開閉を電源スイッチとし、電源ボタンなどは付けない(自動巻き上げはいらない)。
  7. 乾電池で動作すること。