魁皇頑張れ

大関魁皇が苦しい土俵を続けています。
今場所は既にカド番なので、負け越せば大関陥落。おそらくその時点で引退と云われています。若・貴や曙と同期生。すでに18年くらい大相撲の世界にいます。年齢は34歳くらいかな?
相撲界随一の握力を誇り、リンゴを手で握り潰すゴリラのような怪力力士として入幕し、時間はかかりましたが大関に昇進、外国出身力士ばかりが目立つ上位陣にあって、常に次の日本人横綱の最有力候補でありました。


とにかく番付云々でなく、魁皇は強いんです。それはもう、勝つときの圧倒的な力量は見ていて清々しいほどです。前にも同じことを書きましたが昭和56年ころの江川卓神宮球場で9回裏にヤクルトのクリーンアップの杉浦や渡辺などを相手に高めの速球でバタバタ三振を取って完封勝ちしてたころの「プロ同士なのに格が違う」感じ…。
実際、魁皇の小手投げ(江川の一発病と同じで、あれさえなければ、といわれた悪い癖なんですが)で肩を故障させられた力士は何人もいるはずです。


そんな魁皇をもっと見たい半面、大関の座を汲々としながら守っている姿は見たくない気もします。腰の故障があって二場所連続で好成績を上げるのが難しいみたいですが、常に横綱に手のかかる存在で現役を永くやって欲しいのですが…。
今場所はすでに7敗、一昨日なんかほんとに危なかった!
千秋楽は日の出の勢いの白鵬だが、実力的にはまだ負けてないはず。なんとか頑張れ!


お相撲が始まるまで、私はテニスをさぼって、秋葉原に行ってきます(なんだそれ)。