若者は「青春アミーゴ」をどのように受け止めているのか?

今頃元旦の話なんですが、夕方から同僚ほか仲の良い4人で新年会(?)をやりまして、二次会でカラオケに行きました。
年齢分布は40代前半2、もうすぐ40歳になる30代が1、30代半ばが1という構成。基本的には懐メロ大会(90〜95年頃の曲メイン)です。
そんな中で歌われた05年の最新ヒットが「粉雪」と「青春アミーゴ」でした。
青春アミーゴ」は40代にも分かりやすい曲として広く認知されています。私は歌詞を読んだのはそのときが初めてでしたが、最近のヒットソングには珍しい友情物で、「二人で組んだら昔は無敵だったじゃないか(ちゃんと引用するのが面倒なので要約です)」というのは、中年になってくるとつい酒の席で言いたくなる自慢話のノリです。中年がこっそり支持している理由が良く分かります。
逆に若い人にとってこの曲はどんなふうに受け止められてるんでしょうか?
100万枚とか売れたそうなので、当然若い人がたくさん買ったんだと思うのですが、例えば自分が高校生でこの曲を聴いたら「馬鹿にするな」とか思ったんじゃないかと思うんです。
「考えるヒット」ではレトロ調の中に今までの邦楽にない新しさがあるという分析がされていました(面倒なので…同上)が、音楽のトレンドに詳しくない一般人の耳には、西部劇のテーマみたいなギターの音とか歌詞の道具立て(酒場のカルメンがいない「アンダルシアに憧れて」ですよね)とか、「えーこんなので今時良いの?」と思っちゃいそうなんで。
すごい浅いところで「クロマティ高校」的共感を覚えるのは分かる。文系の若人の受け止め方を聞いてみたいなあ。

青春アミーゴ (通常盤)

青春アミーゴ (通常盤)