「ニューミュージック」が懐メロになって…

自分自身がもう40歳を超えているので、当然若い頃好きで聴いていた音楽のアーティストも当然年をとる。声というのはその人の体調とか出てしまうから、肉体的衰えが声にも当然表れます。それに当然常にベストテンの常連でい続けるなんてことも天文学的確率でしょうから、それなりに余生を送っているわけで…。10年位前から、AMラジオでちょっと古いニューミュージックが良くかかるようになって、ああ、ちょうどラジオのディレクターとかが俺たちの年代になったんだなあ、と思っていましたが、今じゃ完全に懐メロ扱いです。
さて、そんな昨日のこと、親戚の家で夕食をご馳走になっていたときについていたNHKテレビ「家族で選ぶにっぽんの歌」を見ていたら、山本潤子のバックが元ふきのとうの細坪基佳と元オフコース鈴木康博。ああ、Yassさん、なんでこんなところに!小田さんと袂を分かって以来、本人が意識的に地味になっていったと思われるところもありましたが、その挙句に、なにもNHKの懐メロ番組に出てくるなんて、しかもソロが一箇所もないし。過去にこの3人でのCD発売とかもしているみたいですが、それならそれで出方*1というのがあるでしょうに。ちなみに私が最後に買った鈴木康博のCDはこれです。

ダレか胃薬クレ。

ダレか胃薬クレ。

一方、先週東武東上線の某駅ビルの本屋で竹内まりやがかかりっぱなし。最初は、ああ「リクエスト」をかけてるんだなあ、と思ってたら、「元気を出して」のコーラスが薬師丸ひろ子じゃないし、なんか歌い方が違うし、と思っていて後で調べてみたらどうも"Souvenir"だったようです。こちらは、まだ新譜を出せばオリコン・チャートをにぎわすパワーのある人ですが、歌い方がどんどん山下達郎に似てきているのが可笑しい。
Souvenir〜Mariya Takeuchi Live

Souvenir〜Mariya Takeuchi Live

*1:ちゃんとユニット名とかつけてさ。ハイ・ファイ・セットの次だから、ホーム・シアター・セットとかどうでせう?