長岡鉄男のわけのわかるオーディオ

出張の時に名古屋駅前(大名古屋ビルヂングの裏)にあるジュンク堂書店で、長岡鉄男の本を見つけたので、買って読んでいました。

長岡鉄男のわけのわかるオーディオ

長岡鉄男のわけのわかるオーディオ

おしくも数年前(2000年)に亡くなりましたが、軽妙な語り口で辛口なオーディオ評論(世相漫談的なエッセイも)を書いていらっしゃいました。この本でも「ラインケーブルにはまだわからない部分が残っているようで、オカルトの世界に近い。一番大事なのは理解して使うことではなく、信じて使うことだといわれる。」と身も蓋もない記述も。もちろん勉強にもなる「(CDの信号は)連続して音が切れることがないように、順序を複雑に組み替えて記録されている。これを一度固体メモリーにプールして復原処理を行ない、誤りがあれば訂正して、きれいなデジタル信号として出力する。誤りだらけでもきれいに再生はできるのだが、誤りゼロで再生したものとは微妙に音が違う。」へぇー!