システム室長氏が語るTouch Diamond

今日は、朝から多摩方面に車で出かけていまして、昼食は自分で提案した試食の残り、夜はなぜかお客さんと短期決戦のスタンディングバーでビールとツマミだけ、という不思議な食生活の1日になってしまいました（朝も運転しながらパン齧っただけだし）。

という話はまったく関係ないのですが、先週の対決に続いて、システム室長氏がTouch Diamondのファースト・インプレッションを寄稿してくれたので、今日はそれを引用してお茶を濁しちゃいます。

S21HT買って10日が経ったけど、実際世間の評価はどうなんでしょうね?

ekke氏が紹介していたけど、私にとってのS21HTは従来使ってきたEM・ONEより「はるかに小さくて軽い、でもエリアではスピードが速いBTモデム」でありさえすれば良いので、ほぼ不満はありませんね。

私は商売柄ほぼ内勤職なので、スーツの上着を着用して仕事することはありません。
つまり、基本的にはYシャツの胸ポケットに入れても違和感のないサイズ・重量の携帯が理想的です。
携帯電話もずいぶんと小型軽量化されましたが、携帯電話自体にそれなりの機能を求めるとどうしても期待するサイズ・重量には収まりません。(内勤ならモバイルいらねーじゃん、と言う声は聞こえなーい)

「小型軽量・高速なBTモデムとしての用途」のみを求める私としては、満足すべき端末です。(ただ推奨はPAN利用で、DUNプロファイルはデフォルトでは実装されてないけど入手は可能)

但し、もう少しいろいろなシーンでの活用を考えると、それなりに不満点は現れてくるのでしょうね。
例えば、 2.8インチVGA。ekke氏溺愛のiPhoneと比べると、iPhoneの3.5インチ 480 x 320スクリーンに対してS21HTは2.8インチ640 x 480。物理的に画面サイズが小さいのに、解像度は高い。
当然文字も小さいし(拡大表示はもちろん出来ますけどね)、ソフトキーボードなんて指太の私はスタイラス無しでは入力できない。10キーSIPは指で使えますが、如何せん入力エリアが手狭になって画面スクロール必須。

決定的な問題は、バッテリーの持ちでしょう。もともと900mAhの電池パックですから、BTオンにしたまま使ったりすればすぐになくなっちゃうんでしょうね。大容量バッテリーが売られていますが、それでも容量は1000mAhですから、結局予備を携帯するしかないのかねぇ。

まぁどちらの問題にせよ、軽くて小さいという筐体サイズと引き換えにしての結果だから仕方ないです。

スタイラスがマグネット式になっていたり、デジカメの代わりとしても遜色なく、GPSフォトなどの隠しモード？もあるカメラなど、自分的には結構いけてると思ってるんですけどね。(あ!私、コレを通話に使う気ゼロですから、端末番号もekke氏しか知りません。)

タッチパネル使用で割り切れない人や入力端末用途を期待する人は、auの新型かドコモとソフトバンクのTouch Proを待った方がよいでしょうね。(でも、パケ代高いだろうからなー)

MacもiPhoneも持ってないから分からないけど、外部アプリの利用についてはiPhoneの方が上のようです。
ただベース機能のカストマイズとなればWMの方が上なのでは？

まぁ、WMのモッサリ感に堪えられない人は、そもそもS21HTを選択しないでしょうけどね。

システム室長、寄稿ありがとう！

ネットでは、Windows Mobileの端末の画面をiPhone風にするシェルなんかも既に出回っているみたいで、写真だと分かりにくい（携帯で撮ったらしい）のですが、今、システム室長のTouch Diamondの画面はこんな風になっているそうです↓

この話を読むと、「なんだiPhoneの画面って、結構しょぼいんじゃん」と思う人がいるでしょうが、少なくともWebブラウジングと写真の閲覧においては、自在なピンチイン/アウトによって見たいところは大きく、全体を見たい時は小さくというのが無段階（風？）に調整できるので、全然問題ないですよ、とだけフォローしておきます。iPhoneオーナーの一人としてね！