ゲーム機を買ってみた

東京で通勤電車に乗っていると、大の大人がニンテンドーDSを持って、なんかやっているのをよく見ます。私は社内ではPCオタク的人間だと思われているようなのですが、PCを使い始めた動機は音楽ソフトを使いたいという欲求でした。それがWindows95以降、インターネットという世界が広がり、公私ともにメールとかネットブラウズとかの用途の方が大きくなって来たわけです。その流れの中で私は「ゲーム」というものにはほとんど興味を持つことがありませんでした。


過去においても、最初に一人暮らしを始めた静岡勤務時代に、ハード的興味から「スーパーファミコン」を買いましたが、ソフトを2本ほど買ってみたところで、これといった喜びもなく、二束三文で買い取りをしてもらって、そのままサヨナラ。以後これまでゲーム機といったものは一切触っていませんでした。例外はPalm用に"TapStepMusic"をイケショップで買ったくらいです。


ですが、電車での長距離の移動だとか、なにかと手持ち無沙汰な時というのはあって、以前はシグマリオンやクリエでブログの下書きとかを書いていたのですが、どうも最近はその集中力を失っていまして(VAIO UXのキーボードがもう少しましだったら違ってたかもしれない)、もう少しだらだらした暇つぶしの道具として、世間の皆さんが愛用しているニンテンドーDS Liteなんかどうだろう、と思ったんですね。
ニンテンドーDSシリーズの良いところは、「ゲーム」じゃない娯楽ソフトがいろいろ充実しているところです。例の「脳トレ」とか英検、漢検対策とか家計簿、辞典等々。まるでPalmに入れていたソフトのようなラインアップです。
ひょっとしてDSをPDAにするPIMソフトなんてのも、よく探せばあるんじゃなかろうか?


てなわけで、今日床屋に行った帰りに大井町ヤマダ電機に行って、本体(DS Lite クリムゾン/ブラック)とソフトを大人買いしてきました。

本体と液晶保護シートとキャリングケース、ソフト4本。約3万円の出費でした。ソフトのラインアップは以下の通り。

2時間ドラマをゲーム化?これで僕も船越英一郎(なりたくねー)。
漢字そのまま DS楽引辞典

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英和・和英・国語辞書に手書き認識による漢字検索。電子辞書と考えれば安いし、付録のように付いてる日本語テストが面白い。
DS文学全集

DS文学全集

作品のほとんどは青空文庫でも入手できそうなんですが、テキストリーダーとしてのDSの機能に期待して、あえて購入してみた。
英語が苦手な大人のDSトレーニング もっとえいご漬け

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レーニング開始前のレベル判定では「D」で「なんでもYes/Noで済まそうとするレベル」だと。まさしくその通り。今に見ておれでございますわよ…。