小人閑居して父退院

今月が決算だというのにまだ休日出勤の代休が残っていて、またお休みです。「日本一の代休男（出演：クレージーキャッツ他）」かもしれん。
午前中に緊急連絡があった他は比較的平穏で、Macいじりと買い物と読書で終わりそうです。
Macは、家庭内無線LANでインターネットとは繋がるものの、VAIOのiTunesの音楽ファイルが移せてなかったので、せっかくのMacだからiPod shuffleの母艦にしようと思って、ファイルを移すためにVAIOとネットワーク接続。マニュアル本と首っ引きで設定して、ログインIDが分からないなどの試行錯誤の後、めでたく開通。とりあえず1GB弱の音楽ファイルを移動し、iPod shuffleを書き換えました。
しかし、音楽ファイルの母艦としてはiBookG4の１円玉くらいのスピーカーは音がしょぼすぎるので、午後から銀座のアップルストアに行ってJBLのスピーカーを買ってきました。１円玉から500円玉くらいのスピーカーに出世しました。音質は腐っても（腐ってるわけじゃないか）JBL、小さい割になかなかです。

【国内正規品】JBL ONTOUR ポータブルスピーカー 高音質 ホワイト ONTOURPJ

これで僕の部屋にはBOSE（のWave Radio/CD）とJBLがそろい踏みというわけです。ふぉっほっほ…（って、どちらも各ブランドの再廉価商品だろうなあ）。

さて、読書の方は最近文庫化された「マネーボール」を外出先で読了。

マネー・ボール (RHブックス・プラス)

こちらはビジネス参考書として購入された方もいると思いますが、文庫の帯がなぜか丸谷才一だったので、「おっ」って感じで買ってきました。貧乏球団のアスレチックスがなぜヤンキースと同等の成績を残せるのか、を2002年のシーズンを中心に書いたドキュメンタリーです。
経験則と主観的判断で経営が行われていた業界で、客観データのみを根拠に見方を変えることによってすばらしい費用対効果が上がる場合があるということなんですが、もともとはプロでの選手経験の無いファンの発想が元になっているところが面白いです（また、その「素人考え」をまだごく一部とはいえ実践する場ができてくるアメリカという社会の面白さを感じます）。
営業の現場なんてのも（大きい会社は知りませんが）たいていが営業経験がある取締役が、経験則と主観でああしろこうしろ、あいつは有能だ（無能だ）、と決めつけてる世界だと思うので（失礼！）客観データを分析したら面白いだろうと思いましたね。
営業における出塁率と長打率ってなにかなあ？そしてバントと盗塁（「マネーボール」理論ではどちらも監督が言い訳のために採る無駄な作戦とされる）とは？

最後に、一部の方にご心配をかけた父の容態ですが、本日めでたく退院したそうです。ご心配いただいた方ありがとうございました。