カードの話

首都圏を電車で動き回る仕事の人にとって、SUICAパスネットカードは必携品です(あと、携帯電話の乗換案内もね)。
それにしても、財布の中にカード類が多くなった。クレジットカードを3種類も作ったのは若気の至り(しかもそのうち2つは仕事がらみの大手流通業の提携カード)としても、こうした乗り物用のカード、それからいろんなショップのカードがうっとうしい。ヨドバシカメラビックカメラソフマップのポイントカード、飲食店やドラッグストアで、ポイントがたまると金券になるとか、景品がもらえるとかいろいろある。ポイントカードは実利を享受する場面が多いから放棄する気になれませんが、ちょっとした飲食店の、特に営業の途中で昼食に寄った店のカードなんて、2度と来るか分からないから、最近は大抵「いらないです」と言ってしまいます。
みんな、どうやって持ち歩いているんだろう(一度、ビックカメラのレジで、貯めちゃった名刺みたいに100枚くらい束にして輪ゴムで止めてるおじさんを見かけたが、あれは論外だ)?
さて、SUICAの話ですが、大阪にも今、ICOCAというのがありますね。東京がスイカ(Super Urban Intelligent CArd)、大阪がイコカ(IC Operating CArd)。
では、名古屋はなんでしょう?というと名古屋にはまだ、非接触ICカード乗車券はありません。
だから、先日の出張のように金山から豊橋に在来線で向かう時も、SUICAは使えず、料金表を見て切符を買わねばなりません。早く名古屋地区も同じカードが使えるようになると良いなと思いますが、具体的なスケジュールがどうなっているか知りません。
名古屋で、非接触ICカード乗車券が使えないのは、JR東海の設備投資的問題とか、名古屋の人は電車に乗らない(名鉄トヨタの車でどこにでも行こうとする)など、真面目な理由もあるんでしょうが、いちばんの問題は、「スイカ」「イコカ」に対抗するインパクトのあるネーミングがまだ考えついてないからではないかな?